[コロナ] 辻仁成さんの日記に思う、僕が最近感じていること。[コラム]
医療崩壊が現実に起きている以上、哲学者アドリアンの考えは有効な方法とはとても言えない。
でも、僕はどちらの意見も正しいと思う。
人間が人間らしく生きられないのに、本当に生きていきたいのかとは僕だって思う。
皆、暗中模索の日々です。
今日、国の緊急事態宣言が全国に広がると報道がありました。
しかし、国に「出かけるな」と言われても、出かけざるを得ない人だっています。
しかし、ネットで見る世論では一方通行的に絶対に外に出てはいけない。といった極端な声がほとんどです。
お互いの「正しさ」を認めること。
相手の正しさを認めながら自分の正しさを信じて突き通すことが「正しさ」だと思います。
緊急事態宣言が出ても、点と線の営業は変わらないペースで続けます。営業時間を短縮したり、休業したりしている美容室もあります。
でも僕は、必ず毎朝同じ時間に起きて、同じ時間に美容室を開け続けます。
これは僕の考える「正しさ」です。
三重県も緊急事態宣言が出て、僕のお店も今後お客様が減るかもしれませんが、
それでも毎日同じ時間に起きて、同じようにお店を開け続けるつもりです。
美容室の営業というものは、何もお客様の来店がなくてもやるべき事が沢山あります。
それは技術の自主練習だったり、新しい薬剤の研究や勉強だったり、
サロンの掃除を隅々まで行ったり。
お客様が少ないからこそできることは沢山あります。
これはありがたいことだと、僕は捉えて受け入れるつもりです。
インスタでも書きましたが、
ヘアサロンは各人の清潔を守るものです。
ぼうぼうに髪が伸びてしまったのでは「要請遵守」の気持ちも失せてしまいます。
美容室に行ってサッパリした時って、前向きな気持ちになります。
人間が人間らしい生活をおくるためにも、美容室は絶対に必要だと考えますので、
当店ではいかなる場合でも感染症対策を万全に行いながら引き続き営業を続けて参ります。
自粛生活でお疲れの方。ポジティブな気持ちになる為に、髪を切りに美容室に行ってみてはいかがでしょうか。
お手伝いは、勿論点と線のヤマダにお任せくださいね。
引き続き、宜しくお願い申し上げます。
点と線 山田 恭裕