2300 Plants Fill the Audience in Opening Performance [ART] [MUSIC]



スペイン・バルセロナ中心部にあるオペラ劇場、リセウ大劇場でコロナウイルス後初のライブパフォーマンスが圧巻の形で再開。

何と観客は約2300本の植物たち。
鮮やかな緑が客席の柱や建材にあしらわれた華やかな金色と対照的である。 植物が座席に着くことは、ロックダウン下で自然が人々から居場所を取り戻したことのメタファーだという。






 コンサートの発案者は、コンセプチュアル・アーティストのEugenio Ampudia氏。ロックダウン下で都市の喧騒が静まって鳥のさえずりがよく聞こえるようになり、家の周りの植物がぐんぐんと成長したことから考えついたそうだ。
このライブパフォーマンスによって、あらためて人間と自然との関係について考えてもらうことが狙いだという。

















コンサートはリセウ大劇場のウェブサイトで生配信され、 公演終了後、植物は全てこの数か月間、新型ウイルスと最前線で闘っている医療従事者らに寄付された。
アイデア溢れる素晴らしいLIVE配信だったと思う。



最後のスタンディングオベーションまで凄い!