FACT FULNESS (BOOKS)



去年の本なのですが、今年読んだ中でナンバー1に物凄い本でした。特に後書きには心底胸を打った。
この本は著者の遺書でもなく、啓蒙書でもビジネス書でもなく、ある意味では文学であり哲学でもあり、光の当たらない多くの人々への明るいラブレターのようでもありました。

僕は偏向報道や統計なんかもそれなりに気をつけてみてるつもりではあるけれど、まだまだ自分は世界の事はわかっていないようです。世界のどこかにはたくさんの飢えや、貧困にあえぐ人々がいる、というのは思い込みであって、統計や事実と照らすと我々は勘違いしやすい思考回路があるのだとあらためて。

この本は皆様にもお勧めいたします。僕も「世界中全ての人が、事実に基づいて世界を見る日」が来る事を願っています。