Interior Collection ③(インテリア)
音楽、というか人が耳から感じる音(騒音や環境音含む)は目に見えないインテリアであり、実は人の居心地を左右する最も重要な要素であるというのは言うまでもありません。
フランスのMayfairのシンプルなスツール。これも色が好きで購入しました。
座るというよりは、空間に色のアクセントを入れたい場所にその都度、置いています。
数年前に確かコンランショップで購入したのですが、調べたら現在はお取り扱いないみたいでした。
ミース ファン デル ローエ アームチェア
byKnoll
この子に関しては、とても有名な(定番?)椅子なので見たことのある方も多いかと思います。建築家ミース・ファン・デル・ローエの代表的な椅子で、彼の代表建築「トゥーゲントハット邸」(チェコ・ブルノ市・1930年建築)のダイニングに置くためにデザインされた椅子です。
僕がこの椅子に初めて出会い、座ったのは、約20年前の上京した時によく通っていた代々木上原のファイヤーキングカフェでした。
見た目の佇まいもさることながら、その弾力に何て座り心地の良い椅子なんだ!と20歳そこらの若造だった自分は感動したのを覚えています。
今も存続するこのカフェは、渋谷区の高級住宅街にほど近い立地と当時のCAFEブームの影響もあり、20年前は物凄いヒップな場所と言うか、東京中のお洒落な業界人御用達だったのを覚えています。
僕はこのカフェで、主に深夜のバータイムにプライベイトの芸能人やモデルを死ぬほど目撃しました。笑
(数々のミッドセンチュリー家具に彩られたファイヤーキングカフェの内装。ホワイトのアームチェアが置いてあります。懐かし~)
その時から、いつか買おうと心に決めていて、実際に購入したのは30代に入った頃に当時使用していた自宅のダイニングテーブル(吉岡徳人のインビジブルテーブル)に合わせて3脚購入したのでした。この透明なテーブルに対しての相性も抜群でした。
今でもたまに座るたびに、その当時のカフェのことや当時の友人たちをふと思い出したりします。