2021年買って良かった物編・後編

それでは後半、いってみましょう。




・LGの55V型 有機ELテレビ 2021年型(型番:OLED55C1PJB)


昨年は実に10年ぶりに新しいTVに新調しました。

と同時に、国産家電メーカーの終幕を感じた買い物体験でした。

場所は近所のケーズデンキさん。下調べゼロで行き店員さんに色々質問してみました。ざっと見た感じ、韓国のLGの有機ELテレビだけが圧倒的な安さで、同インチの国産有機ELテレビ(SONYのブラビアなど)よりも何と10万円も安いです。

理由を店員さんに聞くと、「韓国産だから安いし、信用が・・・」「やはり国産の方が安心ですしSONYの方が肌の色調が明るくてハッキリ映り高性能です」などなどおっしゃっていましたが、この言葉が響くのは高齢者だけでしょう。

LGと言えば韓国発のイケイケ・メーカーなのは少しでも経済やガジェットに詳しい人なら周知の事実。有機ELの分野は今やシェア世界一、紙の薄さでロールスクリーンの様に収納できる超かっこいいデザインのテレビも有名。特にLGを世界で有名にしたEVのリチウム電池の分野でも世界一のシェアを誇り、テスラやメルセデスやボルボなどトップレンジのカーブランドのEVの心臓であるバッテリーは全てLGが使われています。 

このテレビも画質はめちゃくちゃ綺麗だし、デザインも良い。音響も良い。めっちゃ薄い。映像やサウンドの自動最適化など機能面も申し分なし。

今後の家電業界(テレビやスマホなど)、従来の国産メーカーは「国産信仰」を未だに持つ高齢者を狙う以外は最早太刀打ちできない状況に陥っていると感じます。

ちなみに購入価格はケーズ電気さんで14万8000円。ネットの価格よりも安いしパッキンの処分もしてくれるし、やっぱり電化製品はリアル店舗に限ると再確認。

ちなみに比較対象のSONYさんは店頭価格25万円。私はちょっと買う気になれませんでした。











・スマートコーヒーメーカーGINA

新店舗のBAR FILMで珈琲を出すと決めてから、毎日必ず珈琲を入れて研究しています。
そこでデータ収集含めて大活躍なのがこの子。


珈琲を美味しく淹れる為に大切なのは以下となります。

・豆の粗さはフィルター用よりも若干細かめ。1:16を基本として豆のグラム数とお湯のmlを正しい比率で1g単位で正確に測る。
・浅煎りの場合お湯の温度は若干ぬるめの90度が基本。必ず1℃単位で温度測定できるケトルを使用する。(これ以上熱いとせっかくの豆の持つ果実の繊細なアロマが飛んでしまうので美味しさが半減する。)
・毎回安定した同じ味を素人が家庭で出すとしたら、浅煎りの場合はイマージョン(フレンチ)が基本。逆に深入りの場合は温度も95度まで上げてのプアオーバーの方が濃く淹れられるが安定させる為には難易度が高いので経験&練習必要。
(逆にハンドドリップの場合は浅煎りはハリオV60推奨)


私が去年買ったこのGINAはまずデザインが良いし、性能も特にフレンチで浅煎り珈琲を安定して作りたいといった方には適した珈琲メイカーである。
Bluetooth接続を行えば、任意の比率に合わせたスケールと連動して0.5g単位で測定可能。
「何分蒸らして」「何分何秒後に淹れれば美味しい」が全てスマホの画面上に表示されるので、素人でも毎回安定したクオリティの珈琲が入れられます。

記録機能が備わっているので、例えば比率を変えての実験とデータ蓄積も簡単に行える。


しかし珈琲は本当に面白いし、その奥深さはワインと同じだと感じる。特に浅煎り。
今朝飲んだエチオピアは、レモネードのような爽やかな香りとシャープな酸味、紅茶のような滑らかな口当たりでフィニッシュは黄桃のような甘やかさを感じる素晴らしい銘品であった。
昭和から続く喫茶店文化の名残りである「深煎りの苦くて熱い珈琲」だけが珈琲ではありません。
この珈琲の奥深さをBAR FILMを通して皆様にも伝えられたら嬉しく思う。
(とは言え、深煎り、浅煎り、ちゃんと両方提供するので深煎りファンの方もご安心くださいね!)















・名古屋トランクコーヒーのカップ

これも去年買ってから毎日気にいって愛用している物。360mlの大容量なので、1日分の珈琲を(自分の場合たっぷり300ml以上)朝淹れてサロンに持っていきチビチビ1日かけて飲んでいます。見ての通りブルゴーニュのチューリップ型ワイングラスのような形をしていて、香りがとても広がるのが特徴。この飲み口が外に向かって広がる形状により、液体がすぐに舌の奥にいかずに舌の表面全体にちゃんとバランス良く流れ込み、珈琲の苦みよりも先に甘み、酸味などの豊かな味を感じることが出来ます。
(↑このように人間の舌は部位による感じる味覚が異なります。高級レストランでソムリエがワインの種類によって提供するグラスを使い分ける理由は、そのワインの味の何を強調したいかでグラスの形状の変化が必要だからです。珈琲も同様)
ワイングラス同様、珈琲もまたカップでその味わいは変化します。特に浅煎り珈琲は冷めてからも美味しかったりするので、沢山入るこのカップに朝淹れてから夜まで楽しんでいます。













・パーフェクテンのタオル


ヘアケアの美容道具ってドライヤーなどの家電も含めてある意味新しい物は出尽くしていて、そこで次に見直す物は何かと考えた時に、原点回帰で「タオル」ではないでしょうか。
なぜならば、吸収力の優れているタオルはそれだけで「ドライヤー時間の短縮」になりますし、髪への摩擦が優しい糸を使用した製品ほど、拭いた時のキューティクルへの刺激も少なくダメージに繋がらない。
私はお風呂上りにタオルターバンを30分以上してしっかりと水分をタオルに吸収させてからドライヤーを使用していますが、これを使うようになってからドライヤー時間が短縮されました!
もちろん気にいったのでサロンで使用している髪を拭くタオルも全てこれに買い換えました!
ボリューム感もふかふか。サロンユースのタオルはかなりハードに洗濯を繰り返すので実は買い替えの頻度が凄く高いのですが、半年使用してまだ買い替えなくても平気なので耐久力もなかなか。


最近新商品は全く案内しておりませんでしたが、実は点と線でも購入可能です!
気になる方は私に声をかけてくださいね。サイズが4種類ございますが、タオルターバンするなら「フェイスタオル」サイズが丁度よいかと思います!






以上9個、全て順位不動で去年買って良かった物たちでした。

そして1位は以下。






・テスラ・モデル3 ロングレンジ


圧倒的大差で1位はこれです。テスラを購入してから「生活が一変」しました。
そのくらいのデバイスだと感じます。
「車にPCがついている」ではなく「PCにタイヤが4つ付いているデバイス」といった認識です。
私が購入してからのこの10か月程度の間にも、ソフトウェアの大型アップデートが2回も行われ、そのたびに新しい画面のUIになり新機能も多数追加。この10か月の間に既に3回も新車に乗り換えた気分を味わっています!

凄いところは沢山あるのですが、オプションで完全手放しにできる自動運転が慣れれば本当に便利で、殆どロボットタクシーなので遠出するといった概念が無くなりました。例えば食事に行くにも面倒な下道を自分で運転して目的地に行くよりも、高速に乗ってハンズフリーの自動運転で遠くまで行く方が楽だったりします。
自分は高速直結の多気町のVISONに行く機会がめっちゃ増えたけど、テスラ買ってなかったらこんなに頻繁に行っていないです。食事したり野菜を買ったりお風呂入ったりと、近所のスーパーに行く感覚で暇な時はほぼ毎週のようにテスラの自動運転で通ってます。


メーターすら排除したスッキリした内装は部屋のようでカッコいいし(後述するが実際に部屋として使っている)、大型タブレットでは通信料をテスラ負担でNETFILIXやYouTubeを始めとするエンタメや映画、SEGAを始めとするゲームも遊び放題。
自動運転なので運転は車にお任せでスマホでちょっとした作業も出来るので移動時間の有効活用も可能。(但し自己責任で)


もうひとつ、音楽好きとして買う決め手になった事は音響設備の素晴らしさです!
(私の買い物では金額の大小に関係なく毎度の事ですが、このテスラも当初遊びで試乗行っただけなのに、入店30分後には音響などに感動して後先考えずその場でカードで衝動買いしてました・・・・)
最先端のIT企業が作るスピーカーだけあってそのこだわりは半端なく、まるで目の前で本物のミュージシャンが演奏して歌っているような錯覚に本気で陥ります!!
NETFILIXで映画を見れば、完全に映画館の迫力と音質です!!
設計は世界最高峰のオーディオメーカーBang & Olufsenのエンジニアで、現行の車の全車種の中でも最高峰の音響だと評論家に評価されており、事実今までこの車に乗せたプロの音楽関係者全員がヤバイと言っています!
私は細かい細部まで音の作りこみをチェックしたい曲であったり、音響にこだわるアーティストが新譜をリリースしたりしたら仕事終わりに家に帰らずにリスニングルームとして車に行くようになったので新しい部屋が一つ増えた感覚です!
自宅の電源で充電してるのでガソリンスタンドにも行かなくなったし、燃費という概念も消失しました。

最近だと宇多田ヒカルの新譜が凄すぎたので、この素晴らしい作品を聴くのも兼用で頻繁に車にこもって作業をしています。


ポップスの領域で宇多田ヒカル程音響にこだわり、徹底的に作り込むアーティストは世界水準でも他に類を見ませんし、デビュー20年以上を経てなお新譜を出すたびに必ず前作を超えてくるのは驚愕です。ストリーミングでこの音のクオリティなのは心底驚かされます。
今作品は共同製作が彼女の友人たと言うFloting pointsやAGCookなど音楽ファンなら誰もが納得する最先端のアーティストが参加しています。

また、より生に近い音像で体験する為にこのストリーミング時代に私が唯一新譜が出る度に20年以上かかさずフィジカルのCDを買い続けているアーティストも宇多田ヒカルです。
そして四季のある日本人なら、明らかな陰性のバイブスを持つ憂い持つ彼女の声が刺さらない人は誰もいないと思います。

ポップスなんて興味のないアンダーグラウンドの人間も、ポップスなんて大好きなオーバーグラウンドの人間も。プロの音楽家も、J-POPしか聴かないような一般リスナーも。
ありとあらゆる人々が宇多田ヒカルの音楽だけは手放しに「何か良いよね」って感じる理由は、有無を言わせぬ圧倒的なクオリティで個人の好みだとかそんな次元を軽々と超越するハイクオリティな芸術作品であるからです。
今月末のフィジカルの発売も楽しみです!(既にこのCDが2022年良かった音楽ランキングに入るのも確定でしょう)


と、放談のように適当に文章書いていたらテスラの記事のはずが謎に宇多田ヒカルで〆になってしまいましたが、僕の2021年ベストバイはこんな感じでした。




「今よりも良い状況を想像できない日も私がいるよ」
素敵な歌詞です。



次回、「2021年買って良かった物/お取り寄せグルメ編」、気が向いたら書きます。笑