部活動について / ジェンダーを考える




いよいよこの春からはコロナも終了するので、私たちが現在活動している「湯道部」のみならず、大人向けの様々な興味のある部活や集いをBAR FILMで募っていくのは今後面白そうだなと思っている。東京の「丸の内大学」のようなイメージだ。以下は案一例。

 

①蕎麦部

蕎麦屋関連で、その道の詳しい人にゲストに来てもらって、色々と教えてもらう。

例えば、蕎麦屋の職人さんを呼んで、「蕎麦打ち教室」とか「出汁の取方」とかを教えてもらう。

あるいは、蕎麦のチェーン店も案外興味あるんですよね。東京だと、絶対に「富士そば」。立ち食い蕎麦だけど美味しいから大好きだ。

もともと、起源を辿れば蕎麦は江戸時代のせっかちな男たちの為のストリートフードであり安価な日常食でもあった。だからそういうところの社員さんだったり、可能なら社長さんに来てもらって(ZOOMでも)いろいろ語ってもらうのも面白いと思います。

あるいは、蕎麦通の人って世の中に沢山いるので、そういう人たちをゲストに呼んで、「粋」とは何か。三重県はうどん屋ばかりだが、これから三重の蕎麦屋シーンはどうなっていくのか?など語ってもらいながら皆で談笑するのも面白いかもしれません。


②ジェンダーを考える会

例えば「性的魅力」。それを「お金」にするのは、有りなのか無しなのか。

売春は有りなのか無しなのか。ポルノは有りなのか無しなのか。

なぜ私たちは、自分の娘や恋人がポルノに出演したり売春をするのが嫌で、他人ならOKと思っているのかなど、そのあたりを有識者に語ってもらいます。

性とは文化だと思います。「女性をを綺麗と感じること」は、文化です。そして時代や地域や個人の感性によって、その「綺麗」は大きく異なります。

しかしながら「男性が女性を好きになる」「女性が男性を好きになる」と、一般的にはかなり決定されています。それが「男と女の大きな違い」です。

ここで浮上してくるのが「男性が男性を好きになる」「女性が女性を好きになる」が、世の中には結構な割合で存在していることです。例えばサンフランシスコではゲイの割合は街の全人口の20%にも達しています。

サンフランシスコに限らず、特にZ世代では人口の7%がLGBTだと少なくともアメリカ合衆国では調査結果が出ているので、世界中でも同程度だと推測できます。

どうしてこうなるのかは、私も色々な本で読んだことがありますが「母体にいる間に遺伝子が影響して」とか「母体にいる間、母親のホルモンとストレスの関係」であったり、「幼少期の性的体験」であったりと様々な説があり、これも時代や文化によって変わるのかなど有識者に語ってもらいたいです。

例えば日本でも、江戸時代以前って男性同士の性愛は一般的でした。織田信長がバイセクシャルで美少年の森蘭丸を愛していたのはとても有名です。家康や芭蕉なんかも男色でした。

こういった性愛の歴史の本や研究書は今まで沢山読んできましたが、日本人で言うと江戸時代以前はもっと簡単に日常的にセックスをしていたということです。

近所のおばさんが若い男性にセックスを教えたりしていましたし、江戸時代なんかは隣のご主人が「ちょっと今日は奥さん貸して」みたいなことを言うのも日常的であったらしいです。

そうなってくると「男性同士が愛し合うこと」、「女性同士が愛し合うこと」は、江戸時代以前は普通であったけど、西洋のキリスト教の考え方が入ってきたので「いけないもの」になったのでしょうか?

そして将来、アメリカを筆頭にZ世代が人口ピラミットのトップになる2035年以降は、再び世の中は江戸時代以前のように同性愛者が普通の時代に戻るのでしょうか?

そのあたりを有識者に解説してもらうっていうのをBAR FILMで出来たら面白いと思っています。

性ってすごくグラデーションで、もっと言うとどの時代においても芸術表現と密接に結びついているので、その辺りも解説してもらえたら面白いと思います。

あなたはどんな部活や講義があれば参加したいですか?

アイデア募集しています。