本物の浮世絵が展示してある美容室

私の多忙さもあってなかなか進んでいないのですが、私のもう一つの美容室「青い角」のリブランディングをしています。

その一環で、先日浮世絵を購入しました。勿論本物の美術品です。

竹井事務所の竹井さんにはこの度、大変お世話になりました)

幕末から明治にかけての浮世絵師、豊原国周の3枚絵の作品「芦屋道満大内鑑」明治24年(1891)。

江戸時代中期初演の浄瑠璃作品。安倍晴明伝説を題材に、親子の情愛をテーマとしています。

歌舞伎の世界では現在でも人気の演目の一つ。




当初は「点と線」のセカンドライン的な意識で若いお客様がターゲットだった「青い角」だけれど、そろそろ5周年で円熟味が出てきました。

もう私の「セカンド」や若者だけのターゲットではなく、確固たる世界観を持つ唯一無二のサロンとして。良い物を知る大人世代に向けてのサロン作りに舵を切っています。

特に近年、青い角で熱心に勉強してお客様に提供しているシングルオリジンの日本茶の世界を中心に、その周辺の日本の持つ独自のアートを、この近未来的なデザインのお店に融合させみようといった目論見があります。次元の融合、まるで量子力学の世界のように。

もちろんこれはハードの話であってソフト面のブラッシュアップも常日頃行っており、全て含めて新しい「青い角ワールド」を創っていけたらなと考えています。



この浮世絵に合わせて購入したイサムノグチのAKARIの作品もNice.