私の水シャワールーティーン

 「ICEMAN 病気にならない体のつくりかた」という本がある。


サウナが好きなら絶対に読んでもらいたい良書だ。呼吸法とコールドトレーニングについて、とてもわかりやすく書いてある。

そもそもただでさえ体が冷えている冬に、体を圧倒的に冷やすというのはどうなのかと思う人も多いだろう。

もちろん年齢によるヒートショックや体質があるので全ての人に水シャワーをオススメはできないが、それでも今の時代、ジャック・ドーシーをはじめ世界の出来る大人たちは、シャワーといえば「温シャワー」ではなくて「水シャワー」が当たり前になっている。


ここで私の日々の水シャワー・ルーティンの紹介をしたい。もう1年近く、毎日かかすことなく続けている。

この本の著者であるヴィム・ホフが提唱するトレーニングと温冷浴法をあわせたようなメソッドだ。


・湯量は、身体をスッポリと首まで入れるためにギリギリ溢れない湯量に設定する。

・炊く温度、これは真夏43℃、春夏44℃、真冬45℃に設定する。

(外気温との差もふまえ、その季節で人間が入れるギリギリの高温に設定する。←これも個人差あるので参考程度に)

・たっぷりのエプスムソルトを入れて、発汗作用をさらにブーストさせる。


朝、5時半~6時頃に起きたら、すぐにお湯を上の設定コンディションで炊いて準備する。

湯船に浸かり、kindleで読書しつつ末端神経のピリピリを感じながら汗をたっぷりとかき身体を強烈に温める。(約8分間。←私は長い方だと思います。個人差があるので目安程度にしてください)


そして30秒ほど流してキンキンに冷やした水シャワーを、30秒~1分ほど全身で浴びる。この時、頭、後頭部下の首の付け根をまずは重点的に攻め、その後全身を冷水でしめる。

特にこの真冬の季節の水シャワーのキンキン具合は強烈だ。ハッキリ言って痛い。

サウナの水風呂が平均17℃なのに対し、余裕で一桁温度(※サウナ用語・シングル)になるので、そこら辺のサウナの水風呂が比じゃない程冷たくて最高なのである。

少し専門的な話をすると、私たちの身体の免疫を作るミトコンドリアは10度以下の冷水を浴びると活性化すると言われている。つまり一般的なサウナの水風呂では温度が高くて健康に対しては意味がない。そういった意味でも、この季節の水シャワーは風邪予防にも最高だ。


その後、FILM STOREで販売している小山薫堂さんデザインの湯道タオルを固く搾り、身体の水分をしっかりと拭き、バスローブをはおり外に出てゼログラビティチェアで外気浴をする。


ここでヨガの呼吸法を実践しながら瞑想状態に入る。外気浴の時間は5分程。

この一連の15分を1セットにして、朝は2~3セット、夜寝る前は1~2セットほど行う。

大切なのはセットの終了で必ず体の表面が水シャワーか外気で冷えている状態で終了すること。

そうすることで、体は内部にためた熱で体全体を温めようとする。この温度の上昇が夜は快眠を促し、特に朝なんかは頭がスーパーシャープになるので、いきなりトップギアで動くことが出来るようになるのだ。

この習慣を始めてから風邪は一切ひかなくなるし、マインドもシャープな状態を維持できるようになった。


特に5~6月などの鬱状態の時期、年末など仕事がハードで疲れが溜まっている時期などは、セットを多めに行いなるべくマインドをキープするように努めている。


今日から点と線は年末31日まで休みなしの連日トップギアで働くことになる。

この水シャワールーティーンは疲労回復にも大いに役立ちので、活用させながら乗り越えようと思う。


ということで、日々忙しいのでこの投稿が今年最後のブログとさせていただきます


皆様も、どうか良い年末をお迎えください!