MIZUKI MURATA個展「こころをなぞる」 本日より
昨日は明日から始まる妻の新しい個展の設営の為、早朝より遅くまで作業でした。
なかなか疲れましたが、素晴らしいインスタレーションが完成したと思います。
津市のNIKKIコーヒーさんで開催です。美味しい珈琲と共に、是非皆様もご来場してお楽しみください。
(写真は設営途中のヒトコマ。完成作品は是非会場でご覧ください)
最近の瑞記は、三重県に生まれこの地で表現活動を継続していくにあたり、後継者が不在で失われつつある三重県の生み出した素晴らしい伝統工芸を引き継ぐことに使命を感じ、自身の作品に取り入れるべく伊勢和紙の職人さん、提灯職人さんに弟子入りを行い、子供や家庭で忙しい中、伊勢まで日々通いつめて難しい伝統技術を習得。
作品に見事にフィードバックさせています。
今回の作品は全て自身で型紙を作り、伊勢和紙の伝統的な「紙漉き」を自分で行い、完成したカリグラフィーを用いた新たなる作品の数々が展示されます。
本人も「本当に難しかった」と言う伊勢和紙の「紙漉き」を見事習得し、作品に仕上げた彼女を私は尊敬しています。
さらに彼女は「水墨画」などのさらなる表現技術を勉強する為に、今年から京都芸術大学に学び直しの為に入学します。
私も見習いますが、何をするにも「忙しくて時間がない」は言い訳になりません。
「私ももっと頑張らないと!」と、昨日の設営担当と彼女のこれからを見据えて感じました。
・
・
・
・
村田瑞記 個展
「こころをなぞる」
〒514-0064 三重県津市長岡町3060−2
2024年2月6日(火)-25日(日)
11:00-17:00(月曜定休)
作家在廊日:
6日16:30まで
10日終日(12:30までWS)
16日16:30まで
25日終日
「紙漉きで表現したことばや線と、
その間を抜けてくるコーヒーの香り。
愉しむ人々の声。
柔らかい光。
誰かの視線。
それらは紙を通して、その人の心に沿って姿を変えます。
一つの大きなテーブルの上で 様々な物語が生まれますように。」
村田瑞記