「星条旗と拳」(ART)


驚愕のクリエイションでした。

カメラはSONYのα9 IIIですので、フラッグシップのa1の次のモデル。(88万円)

レンズも同じくSONYのグランドマスター「FE 24-70mm F2.8 GM」だそうです。

私もこの作品を撮ったカメラマン程のカメラでは全然ないですが、同じくSONYのα7C IIを使用しているのでSONYの特性や操作性はある程度わかるんです。

SONYのaシリーズの特色って、まるで「合成写真のような美しいボケ具合」なのですが、この作品、トランプ本人は勿論、背景の国旗に絶妙にピントが合ってるんですよ!!!これは人間業ではありません!!

カメラを使っていない、もしくはスマホの写真しか撮っていない人からしたら全部にピントが合うのが当たり前でしょ?みたいな考えると思いますが、そうじゃないんです!

この一瞬の数秒で神の指先かと思えるほどの異次元の速さで指を動かしてF値を小さくして絞りを大きくしながら、しかも瞬時にこの神がかったアングルを見つけ出してマニュアルで撮影しているんです!!

ちょっと調べてみたら、カメラマンEvan Vucciはピューリッツァー賞を受賞している世界的な報道カメラマンだそうで、いわゆる報道系の世界トップの技術とクリエイションはこれほどまで凄いのかと、驚きが止まりませんでした。

この1枚の写真を世に残したことによって彼の元には莫大な使用権の売上金が手に入っているでしょうし、一生残る作品を撮った名誉は計り知れないなと思います。


そして彼のインスタを見ると、まぁ素晴らしい作品を沢山撮られている方で、大いに刺激を受ける報道写真でありました。


私もカメラ上達したいですね!と、さらにやる気が出ました!!「1万時間の法則」に乗っかり、50代に向けの10年計画でやっていきます!