2024 ベスト10 音楽編
私が2024年に良かった物の整理。
音楽部門 / 映像部部門(映画・ドラマなど)/ 本部門 / BEST BUY部門(買って良かった物)
を、4回に渡って振り返っていきたいと思います。(10作品は順不動)
まずは音楽部門なのですが、これはあまりに膨大すぎるので、現時点(1月)で印象に残っている作品を各ジャンル2枚ずつといった形で選考を取りたいと思います。
<クラシック・現代音楽部門>
on giacometti / hania rani (2023)
このジャンルの音楽(ポストクラシカル)はHauschka以降あまり聴いてこなかったのですが、久しぶりに一歩先に進んだ素晴らしいアーティストが出てきたと感じました。LIVEも凄いのなんの。来月の東京来日公演にも参加するので楽しみです。
季節によって聴く音楽を変えるのは私にとっては当たり前で、毎年秋には集中してクラシックとJAZZを聴きまくる期間があります。良く聴いたのは今年は久しぶりにマエストロ、ミッシャ・マイスキーでしたね。(と、キース・ジャレットと、上で紹介しやハニャラニ)
本作はそんなマイスキーのキャリアの中でも最高傑作の小品集。マイスキーの奏でる音楽の力は圧倒的で、この艶やかで美しい音像を前にしたら、ただただ私はひれ伏すしかない。
余談、Spotifyによると今年一番聴いたアーティストはバッハだったらしい。
バッハは「アーティスト」ではないんですけどね・・・
<Alternative部門、(ロック、ポストPUNKなど含む)>
The New Sound-Geordie Greep (2024)
この部門では今年を象徴する程の印象に残っている1枚。8月にBlack Midiが解散したのは大変残念でしたが、間髪をいれず発表されたフロントマンGeordie Greepのソロ作品 があまりにも素晴らしかったので良しとしとなりました。プログレッシブ・サザンオールスターズな「Huly, Huly」素晴らしい!来月の来日公演にも参加するので楽しみです!
Romance - Fontaines D.C.(2024)
ジャンルはインダストリアルになるのかな。ダークな前作も良かったですけど今回も素晴らしかったです。メンバーのファッションやヘアメイクも最高!来月の来日公演にも参加するので楽しみです!(てか、最近来日ラッシュすぎますよね・・・音楽好きの皆さんは誰に行きますか?)
<SOUL R&B 部門>
Love Heart Cheat Code - Hiatus Kaiyote(2024)
2010年代以降に登場したバンドで私はHiatus Kaiyoteが世界一好きなのですが、新譜も大変素晴らしかったです。ブログにも書きましたが、11月の大阪の来日公演の際に、楽屋に招待してもらえたのは一生の思い出になりました!!思い返せば去年は大変に良い1年であった。
厄年とは一体何だったのでしょうか?皆様も神社マーケティングにはくれぐれも踊らされないように・・・
BIRD'S EYE - RAVYN LENAE (2024)
2024年のR&B部門は俯瞰的に見るとTylerに全部持っていかれた感がありましたが、その影に隠れて名盤が非常に多い1年だった。 中でも1枚選ぶのに苦労ましたが、RAVYN LENAEが素晴らしかったので彼女の作品を。次点ではClaireも。

Alligator Bites Never Heal / Doechii (2024)
Common - The Auditorium Vol. 1 COMMON & PETE ROCK (2024)
「コモンとピートロックが再び手を組む」だけで私にとってはHIP HOP界の事件であったし、聴く前から今年のベストに選出するのは決まっていたようにも思うレジェンドによる1枚。ほんと、素晴らしかったです!1曲目のアレサフラクリンを使った円熟感出まくりのサンプリング主体のトラックにコモンのフロウに興奮、そして泣ける。
in waves Jamie xx(2024)
ジェイミーのソロ久しぶりの(9年ぶり!)新譜もヤバかったですね。in colorの次はこう来るのか!と思った。しかも今の気分にもピッタリとハマる。コラボレーションしたメンツも錚々たる顔ぶれでヤバい。アガりたい方は聴くべし。25年はそろそろxxの活動にも期待したいぞ。
Liquid mind - Uilou (2024)
所謂、陰性のダンスミュージック(それ言ったら上のジェイミーもそうだけど)。
ハウスミュージックの世界的なプロデューサーAFAMooがYoutubeで見つけた素人の女の子起用して日本のマーケット向けに作品発表してるのですが、時代を象徴する現象のひとつだと感じてます。今作はドラムンベースのY2Kサウンドにウィスパーボイスが乗る名曲。
<日本編>
柴田聡子 my favorite things(2024)
柴田さんの新譜も素晴らしかったと思います。楽曲のクオリティーもさることながら、プロデューサー岡田拓郎さんのギター手腕も素晴らしい!
悪夢のような1週間- ブランデー戦記(2024)
まだ20才〜21歳の大阪のグランジの3ピースバンド。表題曲が素晴らしかったです。センスあります。本人たちのヘアメイクやファッションも素晴らしい!これからも注目していきたいと思っています。
TOP 10とか言いながら既に12作も品紹介してしまったのでこのへんで・・・。
韓国やオーヴァーグランド部門も入れるならチャーリーxcxやXGも最高でしたね。
音楽好きの方は是非あなたのベスト10も教えてくださいね。