Touch me, if you can


昨年末は31日まで物凄い忙しさでノンストップで働いていて、お正月は3日間お休み。その間はお店の大掃除と床の塗り直し作業(毎年恒例、大変ですが必ずやります)をこなして点と線が無事綺麗にリセットされました。

あとは知人の個展に顔を出したり、実家に顔を見せたり、新年なのでお節やら久しぶりにお酒も沢山飲んだりしていたらあっという間に過ぎてしまい、4日から通常営業開始。


この年末年始、世間では「奇跡の9連休」とか言ってたみたいだけれど、こんなにも日本は世界的に比較してGDP下がって問題だ〜とか言うなら、働いたらいいんじゃないかな日本人はもう少し?とか思ってしまう。

最近、某日本車メーカーのお客様が上海に出張に行かれたので、興味津々に現地の空気感とかビジネス事情を聞いたけど、彼が「中国に日本人が勝てるわけがない。人間の熱量と仕事量が比にならない」と断言していたのが印象的だったな。

私は中国に行ったことないけど、当然だろうと思う。

(余談だが今年は私も中国視察に行ってきます)


最近「どっちなんだよ日本人?」ばかり思う。


私もたまに忙しくしていると「お身体には気をつけてくださいね」などの温かいお言葉を頂くのは凄く嬉しいけれど、でも、やっぱりもっと働いたほうがいいと思う日本人は。

なんか皆、仕事が辛い話しかしてないような気がするのは心配だ。

こんなことXとかに書いたとすると「いやそりゃあ貴方は好きなこと仕事にしてるから良いよ。私たちは好きでもないことして職場のストレスや人間関係が〜」とか言われたりするんだろうな。Xやってないからわからんけど。(てか、Xも大概だけど最近はThreadsが治安悪すぎる。SNS全部、と言うより一旦スマホ離れするべきだ全ての現代人は)


でも、ホント悪いんだけど、そう思う人は間違ってる。


仕事っていうのは、楽しむべきだよ。

人生っていうのはね、自分で楽しくするしかないんだよ。

あんまり吐露したくないけれど、私が美容師を好きなのはアファメーションしてる部分もあります。でも、それで毎日が少しでも楽しくなるなら全然それで良いと思う。


好きな仕事とは?繋がりで言うと、最近観たコール・ミー・ダンサーは紛れも無い傑作だったけれど、そう思うのは私が主人公のようなアイデンティティを持っていないから。だからする。

あと、疲れすぎると病気になると思ってる人多いけど、(死に迫る程の極端な状況を除いて)これも間違い。

健康に生きるためには、ちゃんと疲れないとダメ。

疲れないと病気になる。

皆さんが考えている「疲れる」っていうのは、過重労働ではない。

心が固まっていると労働が正しい疲労を生まないし、ストレスで視野狭窄になる。

健康や幸せは、もっと人間本来の生き方を極めていけば自ずと辿り着くはず。


辛い人は、もっと自分の中の、嫌な部分とかをね、誰にだってあるんだから絶対、エネルギーに変換して有効利用するしかないんじゃないかな。その術を身につけること。



2024年は「国と国」、「国と人」、「人と人」、あらゆる意味で敵対の年だったと思う。

敵対とは、闘争ばかりを示すのではない。時には許すという姿をとることも大切だ。


許せない人物や事象は、あなたを拘束する。

しかし、それよりも早く、それよりも尊大に、あなたは振る舞うべきだ。


Touch me, if you can(「触れるもんなら触ってみろ」)。

全ての人々へ。


明けましておめでとう。