現代版「幸せなら手を叩こう」 

 色々と忙しい中、ここ最近も映画館に行くことだけは死守して続けています。

この一ヶ月でも5本程見にいったのですが、個人的にお勧めなのはこちら。



自分自身がクリエイターのドキュメンタリーが大好きってのもあるのですが、、、とても良かった。

映画の序盤で印象的だったのはファレルは幼少期の頃、「音楽を聴くと目の前に色が見えるから好きだった。皆がそうだと思っていた」「スピーカーから流れるスティービーワンダーの音楽の色が最も極彩色で一番大好きだった。とても元気を貰った」みたいな逸話があって。

あぁ、これが後年のグラミー賞のあの伝説のスティービーとのパフォーマンスに繋がっているんだなと思うと凄く感動しました。

ところで世の中には逆に文字や数列に「音が聞こえる」といった学者や医者もいたりしますよね。(私がお世話になっているクリニックの担当医もそうです)
そんな才能が私にはないので、羨ましく思います。

本作品のクライマックスはやはり楽曲「HAPPY」制作の背景ですかね。
もともとピクサーの映画の主題歌の依頼を受けて制作を始めた楽曲だったのですが、何と9回にも及ぶNGと修正依頼を求められ、アイデアが完全に枯渇してしまいどん底の状態になった時に、「どうやって〈何があっても落ちないくらい幸せな人〉について歌を書くんだ?」と自問。

その問いへの“皮肉まじり”の答えが、この曲の有名なフレーズ"Because I'm happy.Clap alone if you feel like happiness the truth"(だって幸せだからさ。本物の幸せを感じたなら手を叩こう)となり、そのままサビのリリックと楽曲の核となり曲が完成したのです。

こんな事があったからこの曲が生まれたんだなぁと思わせておいてからの、楽曲が大音量で劇場で流れる展開が素晴らしくて。

こういうのって劇場でしか味わえないのでやっぱり映画館は最高だなって思いましたね。



そして津イオンシネマ閉館が本当に悲しい。最後まで、なるべく通いたいと思います。





今調べたら劇場はもう終わったみたいですが、きっとすぐに配信されると思うので、よかったら見てみてください。

 
こちらも一応。誰もが知る00年代で最も有名な楽曲の背景とは




こちらも貼っておきます。今見ても素晴らしすぎるステージ!!