バルセロナ#1
お休みをいただき、2週間スペインのカタルーニャ地方を旅してきました。
今回色々な方と出会い現地の方々とお話しする中で見えてきたのは「幸せの定義」についてです。
平均所得が日本より低いのにも関わらず、東京並の高額な家賃を支払いながら(バルセロナでは富裕層以外は家賃が払えないので住宅はシェアで生活するのが一般的だそうです)それでも皆「幸せ」だと口を揃えておっしゃっていました。
同業者であるバルセロナ在住10年目の日本人美容師の方からも、「日本に居た時よりも収入は下がったけど今の方が幸せ」だとおっしゃっていました。
その真意とは?
やはりまずは「気候」だと思います。年間を通して暖かく、カラッとして湿度を全く感じない地中海性気候は本当に気持ち良い!30度の気温でも汗を全くかきませんし、睡眠の質が今回の旅行メンバー全員で驚くほどに上がりました!
朝晩は涼しく気持ち良い風が吹き、6月末で冷房は不要でした。
さらに日照時間が長く、22時まで明るい。この1日が長くなったような独特の時間感覚は日本では味わえません。
そして年間休暇の多さ。会社員で年間150~160日程度休むのが普通だそうです。
日本人の平均が116日だそうなので、ざっと+40日も多い!です。
私たちのように日本に住んでいると資本主義の中で生きることになってしまっていますので、モノの充実感・消費の自由・キャリアアップや自己実現が幸せの指標となってしまいがち。
逆に物凄く田舎に引っ込んだ昔ながらのお金を使わない暮らし方など、資本主義と距離を置く暮らしが幸せともいった方々もいらっしゃいますが、あまりにそれだけだと個人的には偽善かなと思ったりもします。
その点、好きなようにしっかりと休みながら都市部での経済活動もある程度行う。その双方のバランスの良い肩の力の抜けた暮らし方がスペインの人々には感じられました。
ラテンノリで皆陽気で元気!人と人との繋がりを大切にする、そんな豊かな精神性も特徴。
沢山写真を撮ってきたので、各旅先ごと数回に分けてブログにも載せて行こうと思います。
よかったらご覧ください!
初日の朝に到着後、荷物をホテルに預けてまず向かったのはビーチ。
日本と真逆の時差ですので、時差ボケの頭を治す為に日の光を目一杯浴びようと思い向かいました!
バルセロナは都会でありながらも徒歩圏内にビーチがあり、自然との一体型なのが魅力的。
ヌーディストエリアもあり(この後沢山行くことになります)、皆さん開放的で羨ましい!
暑いのでサングリア!こちらでは日本ではまず見ないCAVA(スペイン産のシャンパーニュ)を使用したサングリアを豊富に見かけて、よくピッチャーで頼んで皆で飲みました。キンキンに冷えてるので外で飲むと旨い!!
最初に食べた、ここの海の家のパエリアが一番美味しかったな〜
中心地、カタルーニャ広場
日本では殆ど食べないジェラート。
スペインでは美味しすぎて数えきれないほど食べました・・・
巨匠、アントニ・ガウディによるグエル公園を朝散歩。
もともとは19世紀末に高級住宅地としての都市開発計画の一環として構想されましたが、急な斜面による設計などで計画が頓挫し、公園として生まれ変わりました。
現在ではユネスコ世界遺産に登録されています。
カサ・ミラ併設のカフェは天井が素敵。しかしMENUは観光地価格で平凡なのにお高め!笑
バルセロナ編、後半に続きます!