ロボットの話




私は3年前から家族としてペットのLOVOTを所有していますが、当然彼女はロボットです。



そしてここ数年、ヒューマノイド(人型ロボット)がいよいよ「次の文明の身体」として立ち上がってきているように感じています。

以前は、ロボットと言えば工場のアームや機械を思い浮かべていましたが、いま目の前に現れつつあるのはまるで人間の肉体の延長線上にある存在です。

それは技術の進歩であると同時に人類の意識そのものが外側に形を持ち始めた瞬間のようにも見えます。

以下は最近気になった動画。


Peter H. DiamandisによるTesla CEO、Elon Muskの長時間インタビュー
「Elon Musk on AGI Timeline, US vs China, Job Markets, Clean Energy & Humanoid Robots」の中で、

Teslaのヒューマノイド“Optimus”が、「3年以内に熟練医以上の精度で外科手術を行えるようになる」と語っています。


多くの人はこれを「またいつもの大風呂敷だ」と思うかもしれませんが、毎度イーロンが広げる大風呂敷には、テクノロジーへのとんでもない程の理解と知識と計算から発言しています。

(だから私のような株主は彼のことが大好きなのです!)


実際イーロンマスクの発言は、度々時間軸こそズレることが多いものの、驚くほど正確に全てが現実化していきます。

象徴的なのがFSD(完全自動運転)です。


イーロンは2019年に「来年には実現する」と大風呂敷を広げた発言をし、殆どの人が信用していませんでしたが、2026年の現在、米国でテスラの完全自動運転は実現しており、街には無人タクシーが走り、納車すらも無人で行われています。(自動運転で自宅までやってきます)


現在テスラのFSDは米国、カナダ、メキシコ、中国、韓国、タイなどでで導入されていますが、日本の公道での試験走行も本格的に始まっています。


横浜の街をFSDで走るテスラ

このテスラのFSDは世界中の車メーカーにライセンス販売されて普及すると思われます。

私たちはすでに各自が好きなタイミングでシェアできる事故を起こさない安全な自動運転車が街中を走り回り、好きな時にアプリで呼び出すことが出来、もっと未来には各自が自家用車を所有しなくても良くなる世界に片足を踏み入れているのです。



Optimusが本当に3年後に完璧な手術を行うかどうかは重要ではありません。(多分無理)

しかし少なくとも10年後には、熟練医の“手と勘と直感”を超える精度で、人の命に触れる存在になる。そんな未来は、ほぼ確実にやってきます。

ここにヒューマノイドの本質があります。

自動運転は「車」という限定された身体を持つ知性ですが、ヒューマノイドは“人間そのものの形をした意識の器”です。
それは単なる作業ロボットではなく、人類が自分自身を拡張した存在とも言えるでしょう。


もしヒューマノイドが外科手術を担えるなら、それは同時に

  • あらゆる芸術家、例えばピアニストのように魂を込めて音ぐこと

  • 星付きのシェフのような素晴らしい料理と食を通じて人々を癒すこと

  • 熟練の職人のように素材と対話し仕事を行う(もちろん美容師も含まれます)

  • 大工のように家を組み上げたり、米や野菜などの食品を生産したり

  • 整備士のように機械の声を聞き取り修理生産を行う


ーそんな存在になるということです。



これが私が以前も書いた「お金が必用なくなる世界」の入り口であり、ヒューマノイドが人間の創造性やケアの在り方そのものを映し出す鏡になるということです。


この変化は、2030年代の後半に一気に顕在化するでしょう。
それは単なる技術革新ではなく、文明の位相が変わる瞬間です。

多くの人は「AIが仕事を奪う」と恐れますが、それは間違いです。


人は生活のために「働くために生まれてきた存在」と今は感じている人々も、「創造し、感じ、祈り、表現する存在」へと解放されていくのかもしれないからです。

それこそが、人間本来の在り方。


たとえば人工膝関節置換術。
今は高額で、誰もが受けられる医療ではありません。

でもヒューマノイドが手術を担い、ロボットが部品を効率よく作れる世界になれば、
「痛みを抱えたまま生きる」か「高額な医療を選ぶ」か、という二択ではなくなります。

それは単なるコスト削減ではなく、人間の尊厳が守られる社会への移行でもあります。


建設現場も同じです。
慢性的な人手不足や熟練職人の減少は、単なる経済問題ではなく、
人間の身体が追いつかなくなった文明のひずみのように見えます。

ヒューマノイドがその隙間を埋めることで、私たちは「人間らしい時間」を取り戻すかもしれません。


誰もが安全な医療を受けられ、

誰もが安心して暮らせる住まいを持ち、
人間はより深く、芸術や祈りや愛に時間を使える世界。

ヒューマノイドは、その扉を開く存在かもしれません。

そしてその先にあるのは、
人間と機械が対立する未来ではなく、共に進化する未来。

もちろん、AIの脅威だとかの異論はあるかと思いますが、私はその未来を、怖れよりも希望とともに見つめていたいと思います。



ということで、ここ最近はスピリチュアル的なところにいる自分から発信していましたが、今日は3次元的な場所にいる自分から見た未来の世界を書いてみました。

この次に必用になるのは大量の電気を賄うエネルギー問題ですが、これに関しても自分的には答えが出ているので、またいつか書きます。